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イベント報告

ひらめき☆ときめきサイエンス「活性化する蔵王山 研究者の調査について行こう!」を開催しました

2017.08.01

 平成29年7月30日(日)に「ひらめき☆ときめきサイエンス『活性化する蔵王山 研究者の調査について行こう!』」を開催しました。
 受付開始から申込みが殺到し、当初の定員を超えての開催となりました。

 当日は、小・中学生とその保護者9組が参加。
 普段は体験できない調査とあって、皆目を輝かせて取り組んでいました。

 参加者からは、
 「山には行ったことがあるが、踏んでいる石をじっくり見たのは初めてだった。」
 「様々な発見があった。」
 「蔵王山、御釜のことをよく知ることができ、とても興味が沸いた。たくさんの思い出ができた。」
 「本物に触れ合う機会、大学の先生の話を聞くことができ、貴重な体験ができた。」
 などの声が寄せられ、大変好評でした。

 なお、この企画は、日本学術振興会助成金プログラム「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~」の助成を受け、実施されたものです。
 山形大学理学部では、今後も「本物の科学」に触れるイベントを随時開催していきます。

当日の様子


 蔵王山は生きています。
 特に、東北地方太平洋沖地震の後に活性化しており、火山性の地震や山頂付近の盛り上がり、火口湖御釜の水の白濁などがみられています。要注意火山です。
 今度どうなるかを考えるには、これまでにどのような噴火があったかを調べることが大事です。
 本プログラムは、このような状況の中で、「蔵王山の現地調査を行い、火山噴火の歴史を解明すること」を体験することを目的としました。

 当日は、山形大学理学部の講義室で蔵王山の成り立ち等を説明した後、蔵王山に移動し、以下の3つを行いました。

  • 蔵王山過去約2千年間の火山灰層の調査

  地層を掘り起こしたり、採取したものをマイクロスコープで拡大したりして、噴火のタイプや
  噴火の歴史を調べました。


火山灰層の調査


火山灰をマイクロスコープで観察

  • 蔵王山の成り立ちの把握

  蔵王山の100万年間の歴史の中で、様々な山体が形成されてきた経過を把握しました。
  また、刈田岳山頂では、約3万年前の爆発的噴火でもたらされた火砕サージ堆積物及び
  溶岩餅を観察しました。


刈田岳山頂の火砕サージと溶岩餅の調査

  • 御釜最新の122年前の噴火について

  どのような噴火であったのかを、噴出物を基に調査しました。
  従来の研究では水蒸気噴火によるものと考えられていた噴出物の中に、火山弾や黒曜石が
  含まれており、それらを観察し、その意味も考えました。

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