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市民が撮影した写真を活用しマルハナバチ類の生息地推定に成功

2017.09.13

 東北大学大学院生命科学研究科の大野ゆかり研究員らの研究グループが、市民が撮影した写真を活用し、マルハナバチ類の生息地推定に成功しました。
 山形大学からは、理学部担当の横山潤教授(生物学分野)が研究に参加・貢献しました。

研究の背景・概要

 マルハナバチ類は、野生植物や農産物の重要な送粉者(植物の花粉を運んで身を結ぶ手助けをする動物)ですが、世界的に減少傾向にあり、日本でも分布調査が必要となっています。
 しかし、全国的な生物の分布調査は、膨大な時間・労力・人員が必要であり、個人で行うことは困難だと考えられていました。

 そこで、研究グループは、市民参加型調査に着目。ウェブページやフェイスブック、ツイッターで、マルハナバチの写真を撮影してメールで送ってもらえるよう市民に呼びかけ、2013年から2015年の3年間で4,000枚を超える写真を収集しました。
 この結果、2015年までに日本に生息する16種のうち15種の写真の収集に成功(2016年には残り1種も収集に成功)。これにより、限られた地域や高標高にしか生息しない種や亜種を含む、広範囲で大量な分布データを作成することができました。
 さらに、日本で主要なマルハナバチ6種の生息地を推定することにも成功しました。

 理学部担当の横山潤教授(生物学分野)は、この研究で、どの写真がどのハチの種に該当するかを見極める作業にあたりました。


マルハナバチ類の1種のトラマルハナバチ

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 ➤プレスリリース
 ➤横山研究室ホームページ

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