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履修プログラム・
コースカリキュラム

3つの履修プログラムと6つのコースカリキュラム

本学部のカリキュラムは、学生が自分の将来の進路を考えて選択する3つの履修プログラムと、自分の興味や適性に合わせて選択する6つのコースカリキュラムから構成されています。

履修プログラム・コースカリキュラム

履修プログラム

それぞれの進路に適したプログラムを自由に選択できます

将来の進路に適した方法で理学を学ぶ仕組み

履修プログラムとは、学生が自分の卒業後の進路に明確なビジョンを持って、目指す進路に適した方法で専門科目を履修する仕組み(学習プラン)のことです。私たちの理学部では、入学後、教養教育を通して広い視野を養うとともに、キャリア教育科目を受講して進路を決める上で必要となる基本的な知識や考え方を学びます。1年間の学びを通じてしっかりと自分の目指す進路を考え、2年生前期にアドバイザー教員と相談して、それぞれの進路に適した履修プログラムを選択します。履修プログラムごとに卒業要件と授業科目の履修方法が異なります。選択の際に修得単位数等の条件はありません。
履修プログラムには、スタンダードフロンティアサイエンスコミュニケーターの3つのプログラムがあります。

STANDARD

スタンダード

学部4年間の教育を通じて、科学的思考方法と課題解決能力を身に付け、実践的な英語を含む表現力とコミュニケーション能力を伸ばし、リーダーシップ力を身に付けます。

【養成する人材像】科学的知識と思考方法に基づき、広い視点で考える能力を備え、社会の様々な場で活躍する人材。

【進路・将来像】製造、情報通信、流通、出版、公共機関などの総合・技術職など

FRONTIER

フロンティア

学部・大学院の6年一貫教育を通じて、特定の分野での専門的知識と高度な技能を身に付けます。実習・演習・実験を重視した実地教育により、実践的な研究力を身に付けます。

【養成する人材像】専門的知識・技能をもとに技術開発・研究に従事して、産業振興や地域社会の発展に貢献する人材

【進路・将来像】研究職、環境・エネルギー、公共機関などの技術開発職など

SCIENCE COMMUNICATOR

サイエンスコミュニケーター

幅広い理学の基礎知識と課題解決能力、科学の専門的内容とその社会的意義を人々わかりやすく伝える能力、実践的な教育力を身に付けます。

【養成する人材像】地域の教育活動に積極的に参加する意欲を持ち、理科・数学の実践的な教育技能を有する人材

【進路・将来像】教員、学芸員、学術・教育サービス、出版・メディア関連業種など

コースカリキュラム

入試で選択した科目等によらず、自由に選ぶことができます

学びたい専門分野を入学後に自由に選べる

コースカリキュラムとは、理学を構成する専門分野が体系的に学べるよう編成された専門分野別の授業科目群のことです。本学部は、数学、物理学、化学、生物学、地球科学、データサイエンスの6分野のコースカリキュラムを編成しています。学生は、入学後、1年半の学修を通して自分の適性や能力等をしっかり見極め、2年生後期から自分に最も適したコースカリキュラムを自由に選択して履修します。特定のコースに所属しないコースカリキュラム制を採用しているので、入学試験で選択した科目等に関わらず、自分が目指したい専門分野に合わせて自由にコースカリキュラムを選ぶことができます。
コースカリキュラム制は現代社会が要請する分野横断型の専門教育に柔軟に対応でき、選択したコースカリキュラムの授業だけでなく他のコースカリキュラムの授業も履修できるので、理学の幅広い知識を修得することができます。

数学 MATHEMATICS

数学

科学の進歩の土台となる
数学的思考力を磨く

「読み書きそろばん」という言葉にあるように、読み書きを伴って数を正しく扱うことはとても大切なことです。数学は、諸科学にとって必要不可欠な言語と認識されており、数学としての発展、そして他分野への応用が絶えず展開されています。正に、現代の学術、産業を支える学問分野とも言えます。本コースカリキュラムでは、代数学、幾何学、解析学、応用数学について学びます。数学的思考力を磨き、更に高度な専門力を身につけることが求められます。

物理学 PHYSICS

物理学

自然に潜む法則を
統合的に探求する

原子・電子のミクロの世界から宇宙におよぶ広大な範囲をつかさどる自然の基本法則を解明するのが物理学です。本コースカリキュラムでは、物理学を順序良く基礎的なことから学びます。洗練された講義科目に加え、実験科目や演習科目などで講義の内容を確認しながら学修をすすめます。主な授業科目は、物理学に必要な数学、力学、電磁気学、量子力学、熱力学、相対性理論などです。これらをもとにして、素粒子や宇宙の構造、物質の性質を理解します。

化学 CHEMISTRY

化学

物質と生命の根源を
探求・解明する

化学分野の体系的な理解と科学的探究心・展開力を身につけるため、基礎からイノベーション創出にもつながる幅広い専門科目を中心にした講義・演習・実験が整備されています。本コースカリキュラムでは、これらの科目を自主的に組み立てて学修することで、様々な物質の性質や機能の本質について原子・分子レベルから理解できる基礎力が培われます。さらにその発展的学修として、新物質・新機能の創出、生体機能の理解や応用、物質生命科学の真理探究などに挑戦できます。

生物学 BIOLOGY

生物学

生命の謎に挑み、
生物の不思議を解き明かす

生体分子から、細胞、器官、個体、生物群集、各階層で多様性を生み出す進化までの、それぞれに関わる生命・生物現象を理解し、生物の営みに存在する基本法則を解明するのが生物学です。本コースカリキュラムでは、動物や植物の系統分類・進化、生態、遺伝、生理、発生を中心に、質の高い講義とフィールド/ラボワークを通して、生物学の専門的知識と研究法を学修します。さらに、生物環境評価や食料生産など、生物学が貢献できる諸問題に関する研究や実務に必要な基礎力が培われます。

地球科学 EARTH SCIENCE

地球科学

人類が地球と共生していく
生存環境を考える

自然災害が多発しています。また、地球環境問題も深刻化しています。地球に誕生した人類は、この地球と共存していく必要があります。そのためには、まず“地球とは何か”を知ることが基本となります。本コースカリキュラムでは、地球科学の主要分野の知識を学び、グローバルかつ多角的な視点から、過去・現在のみならず未来の地球システムの理解を目指します。さらに、自然災害、地球環境、資源問題など、人類が直面する問題について考えていきます。

データサイエンス DATA SCIENCE

データサイエンス

データの概念・理論・特性や、
技法を学ぶ

高速なコンピュータを用いても、大きなサイズのデータを処理するには多くの時間を要することが頻繁にあります。本コースカリキュラムでは、データを効率よく処理するための手法を学び、現実の問題にその手法を適用して多くの候補から短時間で最適な解を見つけ出す技術等を習得します。また、統計学の知識も導入し、大量のデータから有用な情報を抽出する手法、および、それらの研究を支える基盤となる数学について学びます。

データサイエンスとは?

データサイエンスは確率統計やベクトルなどの数学を基盤として現在発展している分野で、主に、「データ」をコンピュータで統計的に分析・学習し、「データ」を識別・分類します(「教師あり学習」;図1)。ビッグデータの場合は「半教師あり学習」(図2)を用いることもあります。研究段階の例として、最近コンピュータが囲碁の世界チャンピオンに勝利したニュースが話題になりましたが、これは「データ」から勝てる指し手を「教師あり学習」で導き出した一例と言えます(正確には「強化学習」)。また、自動車運転の自動化に向けた、映像中の道路や信号などの自動識別があります。データサイエンスは「ことば」からも学習します。Mikolov氏(当時グーグル、現フェイスブック)はword2vecを開発し、「ことばの演算」を可能にしました(図3)。ウィキペディアを学習データとし、ことばを数百次元のベクトルで表現すると、意味が線となって現れます(図4)。データサイエンスは、現在発展中の分野で、若い研究者を中心に世界で活発に研究されています。みなさんもデータサイエンスしてみませんか?

データサイエンス

データサイエンス