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2026.03.31

研究ニュース

理工学研究科前期課程2年の高野裕人さんが、全無機ペロブスカイト太陽電池の効率改善と安定性向上に関する研究についてポスター発表を行いました。

次世代の太陽電池として期待されるペロブスカイト太陽電池の中で、私は熱耐性や化学的安定性に優れた「全無機ペロブスカイト太陽電池(CsPbBr₃)」の研究を行っています。従来の有機成分を含むペロブスカイトは、熱や湿度に弱く実用化に課題がありました。本研究では、低コストかつ高耐久なカーボンナノチューブ(CNT)を電極に採用し、素子構造の最適化を図りました。さらにはLED光源を用いた低照度環境下での試験・検討を行いました。その結果、従来の無機ペロブスカイト太陽電池において大幅に発電効率を改善し、過酷な環境下での動作寿命を大幅に向上させることに成功しました。本成果は、屋外設置や移動体への搭載など、多様な環境下での太陽光発電の普及に大きく貢献するものです。

※高野さんは「The International Chemical Congress of Pacific Basin Societies 2025」においてポスター発表を行いました。この活動に対し、山形大学校友会 令和7年度事業「大学院理工学研究科博士課程学生研究発表奨励事業」による支援を行っております。

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