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2026.03.31

研究ニュース

大学院理工学研究科博士前期課程2年の菅原嶺央さんが、京都府で行われたISMSC 2025で、非対称二官能性レセプターを用いた電解質の開発と塩化リチウムの選択的固―液抽出に関する研究に関して、ポスター発表を行いました。

現在、リチウムイオン電池(LIB)に用いられているLiPF6は容易に加水分解することや高価であるといったデメリットがあるため、代替となる電解質が模索されています。加えて、リチウムの需要が高まりから、より効果的なリチウム塩の生産、回収方法が模索されています。これらの課題を解決するために、分子内に陽イオン認識部位と陰イオン認識部位を兼ね備えた二官能性レセプターの利用が例に挙げられます。
本研究では、塩化リチウム選択的な高溶解性非対称二官能性レセプターを開発し、これらを用いた塩化リチウム複合体溶液のイオン伝導度検討を行いました。加えて、レセプター溶液による塩化リチウムの高効率・高選択的な回収手法についての検討も行いました。塩化リチウムを可溶化した溶液はイオン伝導性を示し、LIBへの応用可能性が示されました。また、天然サンプルから塩化リチウムの濃縮・単離を達成し、本手法が新たなリチウム資源の回収手法になり得ることを示唆する結果となりました。

※この活動に対し、山形大学校友会 令和7年度事業「大学院理工学研究科博士課程学生研究発表奨励事業」による支援を行っております。

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