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2026.03.31

研究ニュース

理工学研究科2年の大竹智之さんが、Induced CD with foldamers with 2,2’-binaphthalenes as a chromogenic spacersについて研究発表を行いました。

現在用いられている医薬品の多くは鏡像異性体を有する化合物からなるものが多く、これら鏡像異性体はサリドマイド事件に代表されるように人体への影響が異なります。そのため、これらの純度を測定することは非常に重要ですが、現状の測定方法では金銭及び時間的なコストが高く、より効率的な方法が求められています。そこで、効率的に鏡像異性体を見分けることのできる光センシングに目を付けました。光センシングでは化合物が光を吸収する部位(発色団)を有する必要がありますが、発色団を持たないターゲットにも応用するため、本研究では溶液中で自発的にターゲットとなる分子をらせん状に巻きつくような形で捕捉する発色団を設計、合成しました。このとき、らせんは右巻きと左巻きで鏡像異性体の関係となり、ターゲットの鏡像異性体に対してそれぞれ逆巻きのらせんで捕捉します。実際に鏡像異性体を有するアミノ酸をターゲットとして今回の化合物を用いたところそれぞれの鏡像異性体を容易に認識できることが示されました。これらの内容について環太平洋学会2025の国際学会で口頭発表を行わせていただきました。

※この活動に対し、山形大学校友会 令和7年度事業「大学院理工学研究科博士課程学生研究発表奨励事業」による支援を行っております。

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