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2021.09.30

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理科読マイスター養成へ|NPO法人ガリレオ工房、山形県立図書館と連携協定締結

協定書を手に記念撮影する山形県立図書館佐藤香奈江館長(右)、山形大学大西彰正理学部長(中央)、NPO法人ガリレオ工房滝川洋二理事長(リモート出席:左)

山形大学理学部は、理科好きの子どもを育む人材「理科読マイスター」を養成するため、NPO法人ガリレオ工房及び山形県立図書館と三者連携協定を締結しました。令和3年9月30日に山形県立図書館(山形市)で締結式が行われ、NPO法人ガリレオ工房滝川洋二理事長、山形県立図書館佐藤香奈江館長並びに山形大学大西彰正理学部長が協定書に署名しました。

「理科読」とは、実験等の体験と読書を結び付けたサイエンスコミュニケーションの手法のひとつ。三者協定では、理科読を実践する人材「理科読マイスター」を養成するための「理科読マイスターカレッジ」を実施するほか、理科読マイスターによるイベントの開催など、理科好きの子どもを育むための事業を実施していきます。

科学の楽しさを伝える活動は、全国の大学や民間団体等で広く実施され、また、科学に関連する本の企画展示も多くの図書館で実施されていますが、人材育成を目的に、大学、民間団体及び図書館の三者が連携して行う取組は全国初となります。理科読は理学部の履修プログラムにも取り入れられており、大西理学部長は「社会に広く教育の場を求め、地域の方々と一緒に教育を受けるというあり方を求めている。地域と関わりを持ちながら教育を行える、社会との共同の場が持てたことはありがたい」「こういった活動を通じ、学生教育においても良い影響が及ぼされるものと期待している」と述べました。

NPO法人ガリレオ工房滝川洋二理事長(リモート出席)

山形県立図書館佐藤香奈江館長

山形大学大西彰正理学部長
 

協定の概要を説明する山形大学栗山恭直教授(理学部担当)

協定書に署名する大西理学部長(左)と佐藤館長(右)