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【学生参加型イベント】理学部オンラインイベント「かたち × Science」の開催報告

2021年4月7日(水)と4月12日(月)の2日間にわたり“理学部の「かたち」を探す”ということを目指してオンラインイベントを開催しました。第1回目は岩石の中のかたち(湯口@岩石学・鉱物学)、宇宙放射線観測データのかたち(郡司@宇宙物理学実験)、放散虫のかたち(本山@地質学・古生物学)、銀河・銀河団のかたち(滝沢@宇宙物理学)、ネットワークトポロジーとグラフ理論のかたち(佐久間@数学基礎・応用数学)、素粒子とかたち(衛藤@素粒子物理学)の6つの話題について、また第2回目には分子集合体のかたち(並河@物理化学・材料化学)、群で数のかたちを感じる(脇@有限群のモジュラー表現)、かたちと機能(松井@機能高分子材料)、生物のかたち・ミトコンドリアのかたち(田村@生化学、分子細胞生物学、遺伝学)、ナノ結晶のかたち・ナノ結晶が集合したかたち(冨樫@材料科学・ナノバイオ)の5つの話題について、特に「かたち」に焦点を当てて各研究の魅力をご紹介いただきました。普段接することのない研究領域を一堂に集めて共通点を探るという野心的な試みで、どのような顛末を迎えるか予想不可能でしたが、イベントが終了してみれば大変意義深い研究集会になりました。今回お話をいただいた全ての研究分野において「かたち」は確かに重要な役割を果たしていて、それが異分野を融合する上での要石になり得るということが分かったことが今回の一番の収穫です。参加者全員が新しい刺激を受け、新たな共同研究やコラボレーションが始まるきっかけになればと思います。今回、教員・学生(学部・大学院)合わせて総計130名ほどに参加していただきました。学生にとっても最先端の話題に触れる良いきっかけになったと思います。理学部にはまだまだ魅力的な「かたち」があるはずなので、このようなイベントを継続させていこうと思います。(世話人:理学部 衛藤)


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