Employment encyclopedia
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データサイエンス
東北管区警察局
通信庶務課
2023年入庁
大学は理学科のデータサイエンスコースでした。数学について広く学び、次第にプログラミングやコンピュータアーキテクチャの分野への理解を深めていきました。
大学院では理工学研究科に進み、本物の写真群に人工知能が生成した写真を紛れ込ませて、別の人工知能が生成写真を見破れるかどうかの研究をしていました。
現在は、入庁一年目の研修期間であり、業務に必要な情報通信技術について幅広く学んでいます。警察庁の研修制度は非常に充実しており、日々成長を実感しています。
大学時代に学んだネットワークやデータベース、セキュリティに関する知識は、職務内容と親和性も高く、今後業務で活かせるのが楽しみです。
また、卒業研究をとおして身に付けた「誰に対しても分かりやすく説明する能力」は、社会人になっても役立っています。皆さんも、人前でプレゼンする機会を学生のうちから多く作っておくと良いと思います。
率直にいうと、業務内容が面白そうだったからです。
元々公務員か民間かにはこだわってはおらず、自分の好きなプログラミングを仕事にしていきたいと思っていました。
いくつかの府省庁の説明会等に参加しましたが、その中でも警察庁技術職員は自身が身に付けた技術力を活かして国民の安全・安心に貢献出来るという点に魅力を感じました。
警察組織の情報通信インフラを技術力によって支えている点です。
もし警察無線や情報通信ネットワークに異常があれば最悪の場合、情報伝達に支障が発生し人命救助や事件捜査に必要な情報を集められないという事態を起こしてしまいます。
24時間365日、安定的に使用できるということは一見当たり前のようにも見えますが、その裏で支えている人たちが必ずいます。自身がその一員であり、国民の安全・安心の基盤を支えていることに非常に誇りを感じています。
警察の技術分野は幅広く、情報通信インフラの整備やサイバー分野など様々な業務に興味を持っております。まだ、採用一年目ですが、様々な部門を経験した後に、将来的には自分に合っていると思う分野を深く学び、チャレンジしながらその分野のスペシャリストとして活躍したいと考えています。
自分の可能性を広げたいのであれば、仮になりたい職業が決まっていても特定の業種・職種にだけ偏って調べるのはあまり良くありません。思いもよらないところから自分にマッチした仕事を見つけられるかもしれませんし、そうでなくとも「なぜこの仕事でないといけないのか」という理由付けをはっきりさせることができます。よって、あらゆる方向にアンテナを向けておくことをお奨めします。
東北管区警察局は、警察庁の地方機関として、警察庁と東北6県警察との間の調整役を果たしており、管区内の各県警察に対する指導や全国一体となった警察情報通信活動を通じて、国民の安全・安心に大きく貢献しています。
https://www.tohoku.npa.go.jp/saiyo/index.html