Employment encyclopedia
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地球科学
気象庁
地震火山部 火山監視課 火山防災推進室
2020年入庁

私は理学部地球環境学科で、地球科学全般について学びながら、教員免許を取得しました。学部の研究室配属後は、福島県にある吾妻山の噴火で噴出した噴石の数値シミュレーションを行い、噴石の噴出速度や噴出角度を求める研究をしました。数値シミュレーションを行うために、GISソフトの操作方法を学んだり、実際に火山に登って噴石の分布調査に行ったりなど、様々な経験をさせてもらいました。
気象庁では、気象庁本庁(東京)と札幌・仙台・福岡管区気象台で、全国111の活火山の活動を監視しています(このうち51の活火山は24時間体制で監視)。2026年3月までの4年間は仙台管区気象台で、主に実際に火山に登って火山の調査や火山観測施設の維持管理を行う部署に所属していましたが、2026年4月からは気象庁本庁で火山防災に関する広報などの仕事をしています。
学部で火山の研究を行ったことが、現在の仕事に活きているのはもちろんですが、最も役立っていると感じるのはプレゼンテーション能力です。学部時代の授業や卒論発表を通して、指導教諭からプレゼン資料の作り方や話し方をたくさん指導してもらった経験が、現在の武器になっていると感じています。また、卒業研究で使用したGISソフトが様々な場面で応用できるため、非常に役立っていると感じています。
気象庁に入ろうと思ったきっかけは、当時、学科内の活動で一緒にバスケットボールやっていた先輩でした(理学部スポーツ大会(←当時の名称)に向けて、よく学科内でバスケの練習をしていました)。学部3年になる直前までは将来のビジョンが見えず悩んでいましたが、先輩が気象庁に入庁したため、業務内容を聞いたところ、自分の学んできた地球科学の知識を活かせると感じました。また気象庁は、自然現象を科学的に解析するだけでなく、その結果を噴火警報など各種防災情報として社会に直接発信し、防災・減災に貢献できる点が、自分のやりたいことと一致していると感じ、志望しました。
火山の観測・監視を行い、観測データを解析して情報を発表する気象庁の仕事は、多くの人々の命や暮らしを支えていると感じています。
特に印象に残っているのは火山の現地調査です。現地の様子(噴気や地熱域等)を自分の目で見て、過去の観測データと比較しながら、現在の火山活動の状況を確認します。調査結果は防災対応に直結するため、現地でしか得られない経験と社会への貢献を同時に実感し、大きなやりがいを感じました。
現地調査の様子は以下動画参照↓
https://www.youtube.com/watch?v=uR57lDhZoXc&t=257s

現地調査の様子(福島県吾妻山)
火山観測や活動の評価、火山防災などの業務を通じて、より専門性を高めていきたいと考えています。どのような立場になっても、火山の正しい知識や防災の大切さを、より多くの人へわかりやすく伝えていきたいです。
私は就職活動で気象庁一本に絞って試験対策をしました。このやり方はあまり一般的ではないかもしれませんが、目標を一つに決めたことで、限られた時間を効率よく使い、試験必要な知識や面接対策に集中できました。
気象庁では天気予報や地震・津波・火山活動の監視、防災情報の発信など多岐にわたる業務を行っています。
https://www.jma.go.jp/jma/index.html
