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2023.11.14
研究ニュース
大学院理工学研究科博士前期課程2年の高橋貫太さんが2023年8月に行われた第一種放射線取扱主任者試験を受験し、合格しました。民間の企業、大学や病院などの教育・研究機関などでは、放射性同位元素や放射線発生装置が利用されています。放射線取扱主任者は、それらの施設や研究機関で、放射線障害を防止するための管理・監督をおこないます。第一種放射線取扱主任者資格は、その中でも最も難易度の高い国家資格で、所属する門叶研究室からは2年連続の合格者となります。
高橋さんは、医学部の東日本重粒子センターで用いられている粒子線がん治療において、体内で変化する粒子線の飛程をリアルタイムにモニタリングすることを目的に研究を行っています。放射線を取り扱う研究活動を通じて身につけた専門知識が、資格の取得・国家試験の合格に繋がりました。また、就職予定の企業でもその資格を活かした活躍が期待されています。