本賞は、多年にわたり男女共同参画社会づくりに特に顕著な功績のあった個人・団体を山形県知事が表彰している賞です。令和5年度は理学部の栗山教授1名が受賞対象となり、令和5年11月15日、山形県庁において吉村美栄子知事より授与されました。

　今回の受賞は、山形県における理科教育に関わる普及活動に取り組んできた栗山教授の活動が高く評価されたものです。小中高等学校での出前講座等を通じて幼少期から化学の面白さに触れられる機会を提供し続けているほか、理工系の女性研究者や大学院生と交流できる機会を提供し、女子生徒の理工系進路選択や理工系職業に対する興味・関心を高め、次世代を担う理工系女性人材の育成にも貢献されています。さらに、県内で活躍する女性研究者を山形大学のホームページや自身のラジオ番組でロールモデルとして発信し、女性研究者の活躍を推進する活動にも積極的に取り組んでいることも高く評価されました。