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2024.04.09

研究ニュース

小中高生による宇宙線体験ワークショップを開催

小中高生向けワークショップ「探Q 宇宙のナゾ!宇宙線の不思議」が福岡県福岡市の野芥公民館で開催されました。

第1部として理学部の中森健之教授による座学セミナー「宇宙のナゾ!宇宙線の不思議」を実施。第2部は大阪大学の上野一樹准教授によるワークショップ「本格実験!宇宙線をつかまえよう!」を実施。班ごとに分かれて小型の宇宙線検出器“Outreach and Science Education Cosmic-ray Hunting Instrument(略してOSECHI)”を使い、方向による宇宙線量の違いを測定・考察・発表を行いました。保護者も一緒に参加してもらいましたが、大人も答えを知らないこともあって、子供たちといっしょに真剣に取り組んでもらえたのが印象的でした。

 

山形大学の研究チーム(八重樫大・理学部理学科、中森教授)を含む、これまで検出器の開発研究と普及活動を続けてきた各機関の研究者や技術者で実験をサポートし、宇宙線探求活動を続けている城南高校の生徒さんたちにも協力して頂きました。科学普及を政策に掲げる前野議員(福岡市)のご協力も頂き、参加者の満足度が高い充実したイベントになりました。

共催・後援:
山形大学理学部
総合研究大学院大学
高エネルギー加速器研究機構
大阪大学大学院理学研究科
名古屋大学素粒子宇宙起源研究所
九州大学社会連携推進室
 

イベント終了後でスタッフの集合写真。宇宙線μ粒子のμの手。

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