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2024.11.20

研究ニュース

大学院理工学研究科博士前期課程1年の石川凜太朗さんが2024年第85回応用物理学会秋季学術講演会にて優秀ポスター賞を受賞

2024年9月16日から9月20日に新潟県朱鷺メッセほか2会場およびオンラインにて開催された、第85回応用物理学会秋季学術講演会にて大学院理工学研究科博士前期課程1年の石川凜太朗さんが優秀ポスター賞を受賞しました。今回、全ポスター講演件数901件の中からトップ2%以上に相当する17件が選出されました。

著者

大学院理工学研究科 博士前期課程1年 石川凜太朗 (登壇者)
学術研究院 理学部主担当 化学分野 松井淳
学術研究院 理学部主担当 化学分野 江部日南子
 
 

受賞題目

光-原子移動ラジカル重合によるポリマーブラシ被覆ペロブスカイトナノ結晶の合成

研究概要

 石川さんは、光ラジカル表面開始重合を用いて、ペロブスカイト量子ドット表面に高密度な高分子ブラシを合成することに成功しました。この成果により、ペロブスカイト量子ドットの材料の材料安定性が向上するとともに、量子ドット間の相互作用を活用した自己組織化構造の構築が可能になり、フォトニック結晶などの光学デバイスへの応用が期待されます。

関連論文

Hinako Ebe, Rintaro Ishikawa, Mizuki Ohke and Jun Matsui “Synthesis of a perovskite surface-coated polymer brush by photo-induced atom transfer radical polymerization” Jpn. J. Appl. Phys. 63 10SP10 (2024).

https://iopscience.iop.org/article/10.35848/1347-4065/ad7d96

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