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2024.11.26

研究ニュース

大学院理工学研究科博士前期課程2年の石井哲太さんと大橋功己さんが2024年第23回日本ミトコンドリア学会年会のポスター発表で優秀賞を受賞

11月21-23日に順天堂大学本郷キャンパスで開催された第23回日本ミトコンドリア学会年会において,大学院理工学研究科博士前期課程2年の石井哲太さんと大橋功己さんが,ポスター発表優秀賞しました。石井さんは,細胞の内でミトコンドリアと小胞体(ER)が接触する部位MERCS(Mitochondria-ER- Contact Site)に集積するタンパク質の機能解析を行い,MERCSの新しい役割を報告しました。また大橋さんはミトコンドリアの特徴的な内膜構造であるクリステ膜が形成されるメカニズムを,電子顕微鏡解析を駆使して解析した結果を報告しました。どちらの研究成果も生物学の教科書を塗り替える先駆的な知見で,将来的にはミトコンドリアが関連するさまざまなヒトの疾患に対する治療法開発に役立つことが期待されます。本研究は科研費基盤研究(B)「オルガネラ間コンタクトサイトに集積する新規タンパク質の機能解析」(代表:田村康),挑戦的研究(萌芽) 「ミトコンドリア内膜のクリステ構造を形成する分子基盤の解明」(代表:田村康)の支援を受けています。

向かって左側から石井哲太さん,大橋功己さん

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