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2019.11.20

研究ニュース

ネパール・ヒマラヤ・ロールワリン山群調査隊への参加報告

大学院博士前期課程・地球科学分野・鈴木利孝研究室の大学院生江刺和音さんが10月7日からネパール・ヒマラヤ・ロールワリン山群調査隊(隊長:アイスコアクラスターメンバー・名古屋大学・藤田耕史教授)に参加しています。一行はトランバウ氷河流域でUAV(無人航空機)やGPS(全地球測位システム)等を用いた各種雪氷観測を行なったほか、標高6000m地点において全長80.02mのアイスコア掘削に成功しました。江刺さんは、11月23日に帰国し、このアイスコアに含まれる金属成分を解析して、中緯度に存在する数少ない氷河が近年の気候変化や雪氷汚染によりどのような影響を受けているのかについて研究を進める予定です。

集合写真

写真説明:集合写真中央が江刺さん。写真中央奥に見えている山がエベレスト