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2020.10.23

研究ニュース

協定校のサラマンカ大学との共同研究の成果(研究代表者:伴教授)

理学部ではサラマンカ大学と協定を結び共同研究を行っています。この度、その成果が学術誌Lithosに受理になりました。この論文は、スペイン南部に位置するEL Hoyazo火山のマグマ供給系を地球物質科学的に解明したものです。これまではマグマ噴出物自体を精密に研究した事例はありませんでした。研究の結果、地下5~6kmの深さに成層マグマ溜りが存在し、そこに地下15km以深から次々と高温マグマが上昇注入して一気に噴火に至っていたことが明らかとなりました。スペイン本土の火山についてここまで詳しく供給系が解明されたのは初めてです。他の火山の供給系解明やスペイン南部の地下構造の解明にとても参考になる成果だと言えます。

Disequilibrium phenocrystic assemblage within dacites reveals magma mixing and stratified chamber after crustal assimilation at El Hoyazo volcano, SE Spain.

Hiyori Hiwatashi, Masao Ban, Antonio M. Álvarez-Valero, Leo M. Kriegsman, Motohiro Sato

Lithos, in press.

Available online 20 October 2020, 105849

https://doi.org/10.1016/j.lithos.2020.105849

El Hoyazo火山のプレートの図

El Hoyazo火山はプレートが複雑に配置している地域に位置している。