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ホーム > 新着情報 > X線偏光撮像衛星IXPEによるかに星雲の観測結果がNature Astronomyに掲載されました。(理学部教授 郡司修一、理学部プロジェクト研究員 渡邉瑛里)
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ホーム > 新着情報 > X線偏光撮像衛星IXPEによるかに星雲の観測結果がNature Astronomyに掲載されました。(理学部教授 郡司修一、理学部プロジェクト研究員 渡邉瑛里)
2023.04.17
研究ニュース
・2023年4月6日、IXPE衛星によるかに星雲の観測結果がNature Astronomy誌に掲載されました。 かに星雲はベラパルサー星雲と同じタイプの天体です。ベラパルサー星雲では非常に高い偏光度が観測されましたが、今回のかに星雲の偏光度は星雲全体としては20%であり、局所的にみても45〜50%程度で、ベラパルサー星雲に比べて低い偏光度でした(ベラパルサー星雲の結果は山形大学のホームページをご覧下さい)。このような違いがなぜ出るのかはまだ理解できていませんが、更なる観測に期待したいと思います。詳しくは以下の広島大学のホームページをご覧下さい。またNASAのプレスリリースもご覧下さい。
IXPE衛星はX線の偏光撮像が行える世界初のX線観測衛星で、米国とイタリアが主導する国際共同 プロジェクトであり、日本からも山形大学、理化学研究所、広島大学、大阪大学、中央大学、名古屋大学、 東京理科大が参加しています。
2)科学研究費補助金若手研究(課題番号:22K14068) 「IXPE衛星を用いたカニ星雲の粒子加速機構の解明」 研究代表者:山形大学 渡邉瑛里