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2025.02.05

研究ニュース

大学院理工学研究科博士後期課程2年の藤本慎太郎さんがドイツで開催されたYeast Lipid Conference 2024でポスター発表を行いました

2024年5月29-31日にドイツのSaarland Universityで開催されたYeast Lipid Conference 2024において,大学院理工学研究科博士後期課程2年の藤本慎太郎さんがポスター発表を行いました。藤本さんは,出芽酵母の核と液胞の接触部位であるNVJ (Nucleus-Vacuole Junction)に集積するタンパク質を新たに3種類発見したことと,それらのタンパク質が細胞内の脂肪滴の数や量の調節に関与していることを報告しました。核と液胞などの異なるオルガネラ同士の接触部位はヒト細胞内にも存在し,オルガネラの形態や機能維持に重要であることが報告されています。今回発見した3種類のタンパク質はヒトにも保存されていることから,将来的にはヒトの核やリソソーム(液胞),脂肪滴が関連した疾患に対する治療法開発に役立つことが期待されます。本研究は科研費基盤研究(B)「オルガネラ間コンタクトサイトに集積する新規タンパク質の機能解析」(代表:田村康)と,次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)「やまがた次世代共創イノベーション人材育成プログラム」(代表:藤本慎太郎)の支援を受けて行われています。

 

※この活動に対し、山形大学校友会 令和6年度事業「大学院理工学研究科博士課程学生研究発表奨励事業」による支援を行っております。

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